らるじゅ 久しぶりの更新です。
このブログ、実はフルリニューアルしました。年間16,000円かかっていたブログの維持費を約1,500円まで下げることに成功しています。
この記事では、XServer+お名前.com+WordPressからAstro+Cloudflareに乗り換えた経緯と、コスト削減の具体的な数字、そしてAI活用でブログ運営がどう変わったかをまとめます。
- WordPress+XServerからAstro+Cloudflareに乗り換えた理由
- 年間14,500円のコスト削減の内訳
- AIを「壁打ち相手」にしたブログ運営の変化
- エンジニアにとっての移行メリット・デメリット
以前のブログ環境と課題
もともとこのブログは、以下の構成で運営していました。
- サーバー: XServer(年間14,500円)
- ドメイン: お名前.com(年間1,500円)
- CMS: WordPress
合計で年間16,000円。月額にすると約1,333円です。
金額だけ見ると「そこまで高くない」と思うかもしれません。
※実際、事業・副業の中ではブログはコストは低い方だと思います。
ただ、FIREを目指している身としては、固定費は少しでも減らしたいというのが本音です。
更新頻度が落ちている時期でも毎月お金が出ていくのは、やっぱり気になっていました。
エンジニアとしてのストレス
コスト以上にストレスだったのが、WordPressの管理画面です。
普段の仕事ではVSCodeを使っていて、マークダウンでドキュメントを書くのが日常。
なのにブログを書こうとすると、WordPressの独自エディタ(Gutenberg)を開かないといけない。プラグインの更新通知、テーマの互換性、セキュリティ対策…管理画面を開くたびにごちゃごちゃした感じがストレスでした。
らるじゅ エンジニアなら共感してもらえると思うんですが、VSCodeとマークダウンで書けるほうが圧倒的に楽なんですよね。
乗り換え先の構成
思い切って、以下の構成に乗り換えました。
| 項目 | Before | After |
|---|---|---|
| サーバー | XServer(14,500円/年) | Cloudflare Pages(無料) |
| ドメイン | お名前.com(1,500円/年) | Cloudflare Registrar(約1,500円/年) |
| CMS | WordPress | Astro(SSG)+ MDX |
| エディタ | WordPress管理画面 | VSCode + マークダウン |
| コード管理 | プラグイン(UpdraftPlus) による自動バックアップ | GitHub |
Astroは「コンテンツファースト」を掲げる静的サイトジェネレーター(SSG)です。
ビルド時にHTMLを生成するので、サーバー不要で高速。ブログとの相性が非常に良いフレームワークです。
ポイントはCloudflare Pages。
静的サイトのホスティングが無料枠で十分まかなえるので、サーバー代が0円になりました。ドメインもCloudflare Registrarに移管すれば原価での提供なので、お名前.comとほぼ変わらない費用で済みます。
コスト比較
一番伝えたい部分です。
- Before: 年間16,000円(XServer 14,500円 + お名前.com 1,500円)
- After: 年間約1,500円(ドメイン代のみ)
- 削減額: 年間14,500円の節約
10年続ければ145,000円の差になります。
FIRE的な視点で言えば、年間14,500円の固定費削減は 「年間14,500円の不労所得を得た」 のと同じ効果があります。
これを投資で生み出そうとすると、利回り4%で約36万円の元本が必要です。
固定費の見直しは、地味ですが確実にFIREに近づく一歩です。
AI活用でブログ運営が変わった
今回の移行で、コスト以上に大きかったのがAI活用です。
壁打ち相手としてのAI
個人ブログは基本的にひとりで全部やる必要があります。
記事の構成、デザイン、コーディング、SEO…全部自分で考えて、自分で判断する。これが地味にしんどい。
らるじゅ AIを使うようになって、この 正解がわからない感覚 がなくなりました。
具体的には、こんな場面でAIを活用しています。
- 記事の構成を一緒に考える: 「こういうテーマで書きたいんだけど、どういう構成がいい?」と相談。
- 実はこの記事自体もAIと壁打ちしながら構成を練りました
- コーディング支援: Astroのコンポーネント作成やデザイン調整。
- 「こういう機能がほしい」と伝えるとコードを書いてくれる
- マーケティング・SEO: メタ情報の最適化やリライト方針の相談
- 移行作業: WordPressからMDXへの変換作業もAIの力を借りて効率化
WordPressとの違い
WordPressの場合、やりたいことがあると「プラグインを探す→入れる→設定する→他のプラグインと競合して…」というループになりがちでした。
Astro+AIの場合は、やりたいことを言葉で伝えるとコードが出てくる。プラグインの互換性を気にする必要もないし、自分のブログに最適化された実装ができる。
らるじゅ ひとりで運営しているのに、チーム開発のような感覚。計画から推敲まで全部壁打ちできるのが本当に助かっています。
移行してみての感想
- コスト大幅削減: 年間14,500円の節約。明細を見て「本当に減った」と実感
- ブログに取り組む頻度が上がった: VSCodeで書けるので、さっと取り組める。管理画面を開く心理的ハードルがなくなった
- Git管理が快適: 記事のバージョン管理、差分確認がエンジニアの日常ツールでできる
- AIとの相性が抜群: 静的サイト+コードベースなので、AIとの協業がスムーズ
- カスタマイズの自由度: テーマやプラグインの制約なし。やりたいことが全部できる
- 移行作業の手間: 既存記事の変換、リダイレクト設定、デザインの再構築は正直大変だった
- 技術知識が必要: HTML/CSS/TypeScript、Git、ターミナル操作、マークダウンやMDX記法などの基礎知識は必須
- もっと言うと、Astroの理解、TailwindCSSも導入しているので、その知識も必要
- Cloudflareの設定(DNSなど)やそもそもClaudeCodeを使いこなす知識も必要
- プラグイン相当の機能を自作: 問い合わせフォーム、検索機能などは自分で実装する必要がある
Wordpressからエクスポートするのは簡単なのですが、それをきれいな記事としてMDXに変換するのが地味に大変でした。
また、そもそもデザインなどの基盤を1から作る必要があるので、AIがあるとはいえ大変ではありました。
こんな人におすすめ
- エンジニア: VSCode+マークダウン+Git=普段の開発環境でブログが書ける
- FIRE志向の人: 固定費削減の効果が長期で効いてくる
- AIを活用したい人: コードベースのブログはAIとの相性が抜群
逆に、技術的な知識がない方やプラグインで手軽に機能追加したい方には、正直WordPressのほうが向いています。
Astroは「自分でコードを書ける人」向けのツールです。
まとめ
今回の乗り換えで、ブログ運営のコストと体験が大きく変わりました。
- 年間14,500円のコスト削減
- エンジニアの日常ツールでブログが書ける快適さ
- AIを壁打ち相手にした新しいブログ運営
FIREを目指す方は、こういった「当たり前に払っている固定費」を見直してみると、意外と削れるところがあるかもしれません。
らるじゅ コスト削減×AI活用×エンジニアの強み。
この3つが揃うと、ブログ運営の形がガラッと変わります。これからも色々試していきます!